株式投資の流れ
証券会社に口座を作れたら、いよいよ株式投資の開始です。まず、投資すべき企業を選択します。
これには後でで紹介する
企業選定法を参考になさると
よいでしょう。
ここでは現物買いについて説明します。企業の選定が終了したら、買いのタイミングを見計らって、
その企業の株を買う注文を出します。買い注文には2通りの注文の仕方があります。
- 指値注文・・・買値を指定して注文。
- 成行注文・・・買値は指定しないで、とにかく買いたいときの注文。
この2つは状況により使い分ける必要があります。指値注文では自分の希望価格で買うことができますが、
注文が必ず成立するとは限りません。そのため、注文がいつまでも成立しないで買いのタイミングを逃す
ことがあります。一方、成行注文は売り方の言い値になりますが、必ず買うことができます。ただし、
ストップ高(注文が値幅上限に殺到して買えない状態)の場合は別です。将来の上昇が確実であり、
買値の多少の差など将来的に気にならないときに使います。
買った株を売るときにも同様に2つの売り方があります。
- 指値注文・・・売値を指定して注文
- 成行注文・・・売値は指定しないで、とにかく売りたいときの注文。
売買には一定の手数料とその消費税がかかります。また、売ったときには得られた利益に対して譲渡益税が
かかります。こうして残った金額が懐に入ります。
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