株式投資のリスク
株式投資は銀行預金に比べ、リスクが高いことは事実です。しかし、全財産を失ってしまったという話は
よほどのやり方をしない限りありえません。たぶん、投資後、ほったらかしにしていたのでしょう。
株式投資はアクティブに売買するものです。
昔、私の知人で株式投資について頭ごなしに危険だという人がいました。当時はバブル崩壊後だったので、
そのような考えをもつ人が多かったようですが、そういう人に限って実際に株式投資したわけでもないし、
何故財産の大部分を失ったかを考えもせずに、根拠のないことばかり言っていました。
株式投資は自分のお金で投資する方法(現物取引)と、他人のお金で投資する方法(信用取引)、
ある価格での売買の権利を売買する(オプション取引)などがあります。初めのうちは現物取引で経験を
積んだほうがよいでしょう。現物取引の場合、投資した資金がゼロになるのは投資した会社が倒産しない限り
ありえません。本サイトで紹介します企業選定法を用いれば倒産する
リスクを最大限、取り除くことができます。
また、株価が下落して投資資金が減ったとしても、早急に株を売却し、それ以上の資金の減少を食い止めれば、
他の銘柄の売買で儲かる収益がその損失を十分埋め合わせてくれます。
一方、信用取引やオプション取引は現物取引より大きな利益を生み出しますが、その分大きなリスクを
犯さねばなりません。慣れないうちは手を出さないほうが良いでしょう。これはこれで使える場面があるのですが、
経験と十分な知識がないまま手を出すのは危険です。
最後に株式投資は購入した株式をほったらかしにして儲けることはできません。10年以上の長期を目標にして
投資されるのでしたら間違いなく利益は得られるとは思いますが、そのための膨大な時間を犠牲にしてしまいます。
時間をかけた割りに収益が銀行預金程度となってしまったら意味がありません。
常に投資した企業の情報や市場、世界情勢の行方にアンテナを張ってしかるべき処置を実施しなければなりません。
お金に、より大きなお金を稼いでもらうためには、常にお金に対して指示を与える必要があるということです。
そこが銀行預金とは違うところであり、そこが面白いところでもあります。
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