株式投資の準備(2/2)
A情報を得る
株式投資をするためには、「知っている会社だから」とか、「大企業だから」
という理由だけで投資するのは非常に危険です。投資する企業の収益、財務状況などをよく研究してから
投資しなければなりません。私たちはパソコンを買うときや、車を買うときはカタログなどで機能・性能を
良く調べたり、店員に聞いたりします。これと同様に、株式投資も同じ努力をしなければなりません。
情報源としては以下のものが良いと思います。
1) 四季報
四季報は言わずと知れた会社の収益や財務状況の情報などを掲載していますが、
書籍タイプよりCD-ROMタイプの購入をお勧めします。CD-ROMタイプは、自分で指定した条件にあった銘柄を
素早く検索することができます。例えば、”2年連続で営業利益が20%以上、上昇した銘柄”の検索など
条件式を自由に作ることができるので、銘柄選択に非常に強力な威力を発揮します。なお四季報に載っている分割
時期予想や時期決算予想はあくまで四季報側の予想であるので実際には異なることもあると思ってください。
東洋経済のページ
2) infoseekの株価チャート
各種テクニカルな株価チャートを提供してくれています。チャートはここが一番使いやすいですが、チャートの
詳細設定が出来ないところが残念です。情報料は無料なのですからしょうがないですが。
また、当日の株価を反映したチャートを表示できるようになるには、およそ18時以降でなければなりません。
会社からの帰宅後、夜チェックする分には問題ありません。チャート自体は口座を開設した
証券会社のホームページでも見れますので、使いやすい方のチャートを使えばよいでしょう。
infoseekマネーのページ
3) 口座を開いた証券会社のホームページ
口座を開設した証券会社のホームページでは、通常リアルタイムに株価を見ることができます。
また、買い、売り注文がどの金額にどれくらい出されているかを表示する株価ボード(「板」という)を見ることができます。
チャートも各種用意されていますが、使い易さはまちまちです。
4) Yahoo! Finance
ヤフーが提供しているサイトです。企業情報、チャート、掲示板などを見ることができます。
ここの掲示板では、他の投資家の様子や情報を得られますが、投稿には自分が売りたいばかりに買い煽ったり、
売り煽ったりする人や、他人の書き込みをけなすマナーの悪い人もいます。
また、そういう人は他人のIDと1文字違いのIDを取得してその人に成りすますことがあります。ですので、あまり投稿内容を
真剣にとってはなりませんが、偶に為になることもあったりします。影響されやすい方は見ないほうがいいでしょう。多分、
百害あって一利なしです。
Yahoo! Financeのページ
5) NIKKEI NET マネー&マーケットの日経スマートチャート
日経が提供しているサイトの中で、銘柄の株価を検索した後、結果の画面でチャートを表示することができます。このチャートは
各種のテクニカルチャートの詳細設定(例えば、移動平均やMACDの平均日数の変更などができるので、非常に
使えるチャートですが、いまいち使いにくいです。
NIKKEI NET マネー&マーケットのページ
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