その時株が動いた!
・分割発表と子株流出(2/2)
次に権利落ち日から子株流出日までの動きを見てみます。



上図の左端は権利落ち直後ですが、動きが上がるものと下がるものがあります。上がるものは、分割により株価が半分やそれ以下に
なったため買いやすくなったことから上げたものです。それだけ大勢の投資家がこの株を前々から欲しかったということになります。
一方、下げたものは分割発表期待で大きく上昇してきた株価が、分割発表が出たため、この辺で利確しておこうという動きから
来ているものと思われます。いわゆる「材料で尽くし」、「材料が出たらお終い」という格言の意味するところとなります。
従って、この時点でどちらに転ぶか見極める注意が必要です。
次に子株流出日ですが、上図の赤枠は子株が流出日が来ても一部の証券会社では子株を売ることが出来る日が数日遅れることが
あるので、3営業日を枠で囲んでいます。図の子株流出日では明らかに多少の下落が見られます。
これは待ってましたと言わんばかりに、子株を入手した株主がその一部を解放するために生じます。
従って、この時期に買いを入れると多少安く手に入れることができます。
教訓
分割発表後から権利落ち日まで株価は相場全体が上昇トレンドの場合は上昇するが、相場全体が下降トレンドのときは下落する。
権利落ち日直後では、割安感から上昇するものと、材料で尽くしから下げるものがある。子株流出日は売りが出され株価が下がるが、
一時的なものであり、かつ、酷く下げるわけでもない。
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