その時株が動いた！

・日経平均採用銘柄発表(2/3)

以下のチャートは2003年の採用銘柄と日経平均です。

発表後株価は一時的な反応を見せています。両銘柄ともにジリジリ上げています。日経平均も（途中まで）一緒に上げている ので、この発表が上げの主要因かどうかは分かりません。しかし、日経平均銘柄入れ替え実施日に注目すると、入れ替え実施日あるいは、 その前日に明らかな出来高の増大が見られます。そのとき日経平均株価は下げトレンドの中にいます。この出来高増、かつ株価の上げは 日経平均採用銘柄組み換えをトリガーに機関投資家が参加した証拠といえると思います。されど、下げトレンド中の逆張りによる買いが 入ったとも考えられるので、2002年のチャートも調べてみました。

2002年のこの時期の日経平均株価データは手に入らなかったのですが、全銘柄ともに発表に反応し、組み替え前日に大きな 出来高の上昇を示しています。一番最初の銘柄（8309）については発表から組み替え実施日が近すぎるので、資金繰りなどが 間に合わず反応が薄かったのではと思います。株価については上げているもの、あまり変わらないもの、下げているものが ありました。

次に2001年のチャートを見てみます。

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