『株で儲け続ける「売り方」220の法則』の概要・感想
| 岩井 武著、\1,400 (ご購入は左の図をクリック) |
以下に挙げているのは本の中で紹介されているもののほんの一部です。
それぞれの詳細や、より多くの情報については本を参照して下さい。この説明で少しでも為になったと感じた方は、
この本を購入され詳しく読まれることをお勧めします。
- 誰もが買いだけを考えている。
- 「売り」を素早くやれる投資家だけが勝ち組になることができる。
- 株価を気にする人は儲からない、儲けを気にする人だけが儲けられるのである。
- 信用取引では、1000万円の現金を持っていたとすれば大雑把な計算で、現物1000万円、信用3000万円、合計
4000万円までの売買ができる。売買ワク2000万円のうちの半分の1000万円以内を信用の買いで使い、
残りの半分の1000万円以内を信用の売りで使うのを限度とする。
- いったん下げに転じてからでは売るのは難しく、結局初めに思っていたところよりずっと安くしか売れない。
だから上がっている最中の、皆が売る前に売るのがいちばん効率がいいのである。売った後に上がってもいいと思って
いればいいのだ。
- 長期投資は正しくは、じっくり待って安値を買うという意味であり、急いで買って下がったものが買値に戻るのを
「長期」にじっくり待つ、ということではないのである。
- 2ヶ月で利食えないものは失敗玉と決める。それらはもう欲張らない、逃げるが勝ちである。
- 下がると思って売りたい気持ちになるところは、天井よりはるか下に下がったときだ。だから、下がると思って
売っては遅くなる、上がったら売りでいいのだ。もう少し上がったら売ろうと思ったとき、そこが天与の売り場になる。
- 破滅型の投資家タイプ−−−自分の主張に夢中になって、他人の言うことが耳に入らない人。上がりそうだという話に、
すぐに飛びつく人。いつも簡単に損きりして、すぐに乗り換える人。
コメント
本書のメインは、「つなぎ売り」です。そして特に「現物のつなぎ売り」。要するに下げ始めたら、手持ちの株を売って、
安くなったら買い戻すということ。その他には確かにと思えるところと、私の現在のレベルでは理解できないところが
ありました。また数ヶ月後に読み直してみたいです。なお、本書の文章には不適切な表現が含まれています(株に関することでは
なく)。著者はその辺を見直すべきかと・・・。